そしきLab編集部 静岡県が、従業員の福祉向上を目指し、より快適な職場環境づくりに一歩踏み出しました。2025年5月1日より、県庁での「クールビズ」イニシアチブを年中無休で実施すると鈴木康幸知事が発表しました。これまでのクールビズは5月早々から10月末までの対策でしたが、服装を軽装にすることで、気楽な職場の雰囲気を推進し、従業員のストレスを軽減することを狙います。
知事は、「これは快適さだけでなく、従業員の総合的な福祉に関わること」と強調するとともに、一定の場面ではジャケットとネクタイを着用するなど、形式を保つことも重視しています。
この動きは、職場のダイナミクスが変化する中で、他の日本の組織の間で見直しが行われている従来のドレスコードに一石を投じるものです。また、コロナ禍におけるリモートワークや柔軟なスケジュールなどが従業員の満足とワークライフバランスに影響を与えることへの注目は、今後も続くと予想されています。
静岡県はこのほかにも、若手専門職の経済的負担を軽減する奨学金返済支援制度の導入など、支援策により地域でのキャリア形成を促進しています。これらの取り組みは、次世代の労働者にとってサポートされる環境を醸成する県のコミットメントを反映しているのです。
出典 : Shizuoka Prefecture Expands Cool Biz Initiative Year-Round https://evrimagaci.org/tpg/shizuoka-prefecture-expands-cool-biz-initiative-yearround-341295