パブ大手の利益回復、新提案に懐疑的な声も

JD Wetherspoonの会長であるMartin氏は、パブ数の減少にもかかわらず需要の高まりによって利益が回復したことを明かしました。
しかし、彼はアルコール消費を減らすために提案された新規制が、人々が家で飲むようになる可能性を指摘し、批判しています。
特に、パイントサイズのビール提供中止や、オーストラリアでのスクーナー(約2/3パイント)使用を提唱するケンブリッジ大学の研究に対して、彼はその提案を「ややばかげている」と述べています。
スクーナー使用がアルコール消費量の目立った減少には繋がっていないと彼は指摘しました。

また、政府がパブの営業時間短縮を検討していたという憶測についても、Martin氏は懐疑的です。
次いで’Wetherspoon’は、税引き前の利益が73.5%増の7390万ポンドに達したことを発表しました。
この数字は前年と比較して回復を見せているものの、パンデミック前の水準には及んでいません。
売上は5.7%増の20億4000万ポンドとなり、好調な売上を示していますが、18のパブの売却と9つのリース終了により、パブの数が減っています。
現在800のパブを運営しているグループは、最終的にはイギリス全域に1000のサイトを目指しているとしています。

出典 : https://www.bournemouthecho.co.uk/news/national/24629263.proposal-pubs-use-two-third-pint-measures-daft-says-wetherspoon-boss/